SAKE IS FOR EVERYONE

 

お米と水で造られた飲み物、SAKE。

世界中のみんながSAKEを楽しめるように。

その願いをかたちにするために、SakeTips!は生まれました。



SAKEを楽しむために、必要なものはなんでしょうか。

専門知識? 高級な器? おいしいおつまみ?

確かにそれらは、SAKEをおいしくしてくれるかもしれません。



でも、時間や手間がかかってちょっと大変。

せっかくSAKEに興味を持って、いろいろ飲んでみたいと思ったのに

あれこれ必要となれば気が遠くなって

「SAKEってなんだか難しそう」という苦手意識を感じたり

SAKEを飲むのが面倒になったりしてしまうかもしれません。



実際には、SAKEを飲むために必要なのは、あなたの体だけ。

目で見て、鼻で香りを嗅ぎ、肌で温度を感じ、舌で味わう。

頭で考えるよりも、まず「体験」してみること。

難しい言葉より、自分の素直な感覚を信じること。

それが、SAKEを飲むということです。


* * *


SakeTips!のチームには、国内以外にアメリカなど世界に拠点を置くメンバーもいます。

近年の日本食ブームに伴い、海外ではSAKEを取り扱うお店が増え

日本の酒造・メーカーの商品だけでなく

自分たちでSAKEを造るブルワリーの数も年々増えてきています。

これはアメリカにとどまらず、世界中で見られる現象です。



一方で、世界をめぐるSAKEの旅は、なかなか順風満帆ともいきません。

たとえば、わかりやすい例を挙げるなら

日本以外の国で造られたSAKEは、「日本酒」と呼ぶことが許されません。

日本の伝統を守るために定められたルールではありますが

ポテンシャルの高いSAKEという文化が

世界に広がりにくい状況を象徴しているようにも感じます。



SakeTips!は、日本以外の国で造られるSAKEにもアプローチするため、

ブックレビューなどの例外を除いて、基本的に「日本酒」という言葉は使わず

「SAKE」という呼び方をするようにしています。



SakeTips!がもうひとつ大切にしているのは

SAKEは決して「通」だけのものではない、ということ。

何を隠そう、SakeTips!の中には

日本酒をほとんど知らない人や、実はちょっと苦手というメンバーもいます。

「なぜそんな人がSAKEのメディアを?」と思われてしまうかもしれません。

でも、ビギナーだからこそ、素直な疑問を記事にできたり

世界のSAKEを知らない人が興味を持ったり

好きになったりするために必要なTipsをお届けできると考えています。


* * *


SAKE IS FOR EVERYONE.

SAKEは、みんなのもの。

詳しい知識を持っている人、ちょっとだけ興味がある人、苦手意識がある人、

日本人、アメリカ人、世界中の人々、

飲む人、造る人、売る人、

みんなのために、SAKEはあります。



世界中のみんなが、自分の体で、自分の言葉で、SAKEを楽しむために。

SAKEが出会うべき人に見つけられ、その人の人生が少しでも素敵なものになるように。

SakeTips!は、あなたがSAKEを「体験」するためのお手伝いをします。